インターポレーション
インターポレーション (interplation) では、テンプレートでクラスのプロパティを表示する場所を指定します。 クラスのプロパティ foo を、テンプレート内で {{foo}} とした箇所に出力します。
では、「テンプレート」で作成した RectComponent を少し書き換えて、インターポレーションを試してみましょう。
src/app/rect.component.ts には message という string 型のプロパティを追加し、コンストラクタにて "Hello, world!" という文字で初期化します。
import {Component} from '@angular/core';
@Component({
selector: 'rect',
templateUrl: './rect.component.html',
styleUrls: ['./rect.component.css']
})
export class RectComponent {
message: string;
constructor(){
this.message = "Hello, world!";
}
}
テンプレート src/app/rect.component.html は次のように {{message}} として、message の出力場所を指定します。
<div class='a'>{{message}}</div>
この結果は次のようになります。
確かに message の内容が、テンプレートの指定した場所に出力されています。